受精卵は、受精した瞬間から、
一瞬も休まず、変化し続けます。
止めることはできない。
生きているということは、
まさに動き続けるということ。
私のような老人でも、
体の中ではいくつも並行して、
さまざまなことが進行している。
成長の途中の子どもであれば、
もっと凄いわけです。
さまざまな化学式が、展開します。
ある物質を作る時、その過程で、
触媒として有毒なものが使われる場合もある。
しかしそれは目的が完了した時点で、
速やかに消される。
それも全て込みの動きなのである。
そんな体の中に、
今日や昨日出来た人為的な物質を、
入れることは、私は全く反対である。
子どもたちにだけはやめて欲しい。
ある瞬間にそれが作用して、
予期せぬ方向に変化が進む可能性だってある。
誰も知りえないこと。
このウイルスで子どもは基本的に死なない。
もし発症すれば普通に治療すれば治る。
そうして獲得した自然免疫は、
多少の変異に対応できる上に、
体にキチンと記憶される。
それが38億年かけて出来た最適化の力。
どうか子どもにはうたないで。