松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

二冊とも気に入った

ゴンド・アートの本は、

製本が素晴らしい。
ひと折りずつ糸でかがる綴じ方で、
背は裏表紙側だけがくっついている。
ページはまっ平に開く。
完璧や!
紙は厚みもあり最高の質感で気持ちいい。
この絵については、
前から欲しいと思ってたのだが、
こんな素敵な製本で手に入るとは!
河出書房新社がこういう本も作るとは、
知らなかった。
矢萩多聞氏の仕事。

菌根菌は読み始めたばかりだが、
これがまた面白い。
菌類と植物の共生は、進化の過程で、
だんだんなってきたのではなくて、
根っこより先なの!!
海で生まれた藻類が、
地上に進出し、植物が登場した時、
まだ土壌が十分なく、
根から栄養が取れなかった植物は、
そこらにいた菌類と共生した。
菌根菌との付き合いは、
古ーーーい、古すぎる!!
わしは、びっくりした。

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