松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

きのこの本!

世界観という言葉を、

最近みんなよく使うし、
そういう芸名の人までいて驚く。
めっきり使いたくない言葉になった。
しかしきのこの本は、その世界観というか、
地球観が変わるというか、
新しい哲学というか、
ものすごく驚いた。
オーバーと思うかもしれないが、
私にとっては、幕が落ちて、
新しい視界が広がった感じ。
どこもかしこも面白くて、
もう一度読もうかと思っている。
人間というものは、
いい大人でも何も知らないで、
偉そうに間違ったイメージを、
持っているもんやな。
心が落ち着いたら紹介するよ。
生態系は繋がっているとよくいうけど、
そんななまやさしいものでなくて、
種の境界も生死の境界もないような…
確か「マツタケ」にも、
そういう文があったような気がするが、
あれはかなり難解で、
しっかりと吸収できなかった。
この著者の相良先生は素晴らしく面白い。