松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

小さいやつ

みんなワクチンができれば全て解決、

と当然の事ように言ってるけど、
人類史上ワクチンで勝利した病気って、
天然痘だけだしね。
ああ言う小さいやつは、すごいスピードで、
大量にコピーされるから、
当然変異するし、
弱毒傾向になる事もあれば、
強力になることもある。
ちょっと失敗したものなのだから、
どこがどう失敗するかは予測できない。
ワクチンによっては問題ない場合もあれば、
効かないこともあり得る。
細菌でも抗生剤耐性になるし、
GMで昆虫の食害をなくすため、
薬品を仕込んでも、
数年で耐性を持つ昆虫が出てくる。
これは昆虫のマイクロバイオームである、
細菌が変異するからである。
これはヒトも同じだから、
ヒトがやられなくなる可能性もあると言うこと。
わたしは発症しない人について知りたい。
一般に病気は発症しないとわからない。
例えばインフルエンザウイルスが入っても、
発症しない事はあるのか。
わたしは25年ほど前、
インフルエンザにかかったことがあるが、
それ以来一度もない。
予防注射もしていない。
単にこれはウイルスに出会わなかったと言う事なのかな。
私は死ぬのは構わんが、
味覚嗅覚障害が残るのがどうしても嫌だ。
生きる気力を失う。
要するに発症しないことが大事。
それでもうつすことがあると言うが、
ウイルスの数が関係するから、
増殖を抑えられれば可能性が低くなるはず。