松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

地域の助け合い

今回の台風被害を見ていると、
首都圏と呼ばれても千葉は「地方」なんだなと思う。
要するに大事なのは東京だけ?
大災害が起きた時初動が早い事が大事で、
キューバが早いという事はとても重要だ。
今回はやはり共産党が一番早かった。
志位さんを筆頭に何人も現地に入っている。
自民党はここでも自己責任論でいく模様。
行政の動きの悪さを補うように、
地元の企業や病院、お寺などが素早く立ち上がっている。
造り酒屋は、井戸水がいくらでもあるからどうぞと、
24時間対応しますというところが泣かせる。
お酒は水が命というから、良質の地下水があるのだろう。
我が家も実は井戸がある。
一応、掘った時水質検査はして無害とはわかっているが、
飲んでいるのはうさぎちゃんと植木。
しかし電動ポンプであげているので停電すれば使えない。
こういう災害の時に、
地域のつながりが深まるという事はある。
福島の地震の時、娘の会社は近所の小学生を保護して、
しばらく会社で預かっていた。
この子は歯医者さんの娘さんで、両親に会えなくて困っていた。
病院に張り紙をしておいたら、
あとで引き取りに来て、大変喜ばれたという。
それ以来この病院は会社の人の治療は、
ちょっと時間を延長するなど配慮してくれるそうで、
今では社員みんながこの病院でお世話になっているそうだ。
娘も。
私も落ち葉はきで、麦茶をご馳走になったし。笑
あれくらいの事でも同じ困難に立ち向かう同志的な、
仲間意識は芽生えるものなんだね。