松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

師匠は熊にかぎる

「昔から地球上に、お前たち生きろと神様から言われて分布しているいきものは、生きていてほしいと思うね。虫一匹だっていなければ人間に困ることだってある。
中略
だからクマはクマなりの存在価値があって、この世界になくてはならないものだと思うんですよ。
中略
営林署が木をかじって枯らすからといって野ネズミを退治するためにヘリコプターで毒の薬を撒いたけど、それから奇形のウサギなんかがふえたね。手や足のないウサギがずいぶん出た。そういうことをしてたら、いつか人間にもはね返ってくるから。」
姉崎等さんの言葉です。

隅から隅まで同意します。
姉崎さんは一人の狩人だけど、営林署に抗議もし、
学術調査に協力もしている。
この人は自分の師匠は熊だと、
熊からいろんなことを教わったと言っている。
やっぱり人間に教わった営林署の人や政府の役人は、
ロクなことしない。
彼は学校教育は小学校の半分くらいしか受けてない。
それが良かったのかも。
師匠は熊にかぎる。