松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

新聞から

我が家は東京新聞を取っているが、
菅会見における望月記者排除のやり方について、
やっと新聞紙上で見解が出ましたね。
私は東京新聞のご意見ページに、
厳しいご意見を送っていたので、
まずは良かったと思います。
腰抜けなら購読やめようと思っていました。

昨日の夕刊では杉原千畝の植林した木の伐採と、
記念碑の破壊の記事が出ていました。
宅地造成のためらしい。
プリーモ・レーヴィの話に戻れば、
絶望のもう一つの理由はイスラエルの政権の問題が、
あると思っています。
「今でなければ」の最後に、
生きて帰ってきた人たちの中には、
故郷には戻れず、終の住処と決めて、
イスラエルに移住した人たちが出てきます。
この人たちやその子供や孫は、
たぶん今もイスラエルに住んでいるだろう。
現政権のやり方を国内でどう感じているんだろうかと、
悲しく思っていたわけです。
「残響」では著者が、
厳しくイスラエル政府を批判する発言が出てきます。
シャロンの時代だけど。
エルサレムには、イスラム教、ユダヤ教キリスト教が、
仲良く一緒に同居している教会もあります。
愚かな一部の人間が欲のために喧嘩をして多くの人を苦しめる。
そうし続けているのがこの地球で、
何度悲劇が起きようと決して克服することができず、
案の定滅亡していくんだろうか。