松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

割り干し大根

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本日は割り干し大根ちゅうものを作ってみている。
この前うさぎの散歩の途中で、
棕櫚の木の枝を切ってある所で、
棕櫚の葉の軸を見ていたら、
あんまり丈夫で真っ直ぐなので、
満願寺の支柱にするといいのではないかと、
拾ってみた。
軸の断面はほぼ正三角形で一つの角だけ丸みがある。
その場で葉っぱの部分はとって、
軸だけ持ち帰ったのだが、
帰り道で犬の飼い主さんに、何を持ってるの?
と聞かれ、棕櫚の軸だよと答えたら、
昔は家で割り干し大根を干す時、
棕櫚の葉っぱを割いたものを糸のかわりに通したと、
話してくれた。
鹿児島が出身地だと言う。
成る程それは面白い私もやってみると、
そういう運びになったのである。
ネットで見てみると大根の切り方はかなり大きいものもある。
せっかくだから今回は大きめにしてみた。
改めて棕櫚の葉も摘んできたが、
葉脈の芯を使うのかと思ったが、
芯は硬くて縛りにくい。
普通の割いた細い繊維で十分強いとわかった。
これは本当に丈夫な天然繊維である。
今年は寒いから、カビたりせずに干し上がるのではと期待。
2週間ほど干すらしい。
今年は大根も大きくて安い。
まずは一本だけね。