松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

密かに計画中

今年は暖かくなったら、
我が図書館でお話会をしようという計画がある。
この前の味噌作りで子連れ三人組が集まった時、
子守をスカウトしないとできないかなぁと、
ちょっと考えた。
ちょうど適任と思った友人が帯状疱疹にかかって、
無理だったんだけど、その事から話が始まった。
実はこの古い友人はお話会の長老の一人。
彼女の読み聞かせや語り手遊びなどは、
きっと赤ちゃんに喜ばれるに違いないと。

私が小さい子どもを二人連れて初めて行ったお話会が、
彼女のものだった。
この時の事は今もはっきり覚えていて、
耳から聞くお話と言うのは、すごいものだなぁと、
目を見開かれた。
その後幼稚園にも来ていただいてお話してもらった。
この時のお話を息子は長く覚えていて、
多分今も覚えていると思う。
そして以前書いた事だけど、我が家が引っ越ししたら、
偶然ご近所さんになったのである。
もう一人の長老は九州に引っ越ししてしまったが、
うちの近所は稀に見る、
クオリティの高いお話おばさんの巣窟だったのである!

人や出来事との出会いも、つまるところ、
たった一度の偶然から始まる。
印象深い経験をたくさん経て子どもも大人も育っていく。
味噌から始まったわけだが、
せっかく出会った赤ちゃんたちだから、
ぜひお話や本との楽しい出会いを体験してほしい。