松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

悲しい

どこのグループに所属するか、
どんなみんなと仲間になるかは、
やはり知性の問題になるのだろうと思う。
正しい知識や自分で考える頭を持っている人は、
四六時中、中国が攻めてくるとか、
朝鮮人に乗っ取られるとかいう考えに、
とらわれたグループに所属しないだろう。

投票率が上がればリベラルが有利という時代は、
もう終わったという人もいる。
確かにそんな気がする。
それほどネトウヨ的思考のグループや、
全く考えるという習慣のないグループが、
巨大になっている。
すくなくとも団塊の世代がこの世を去れば、
日本はガラッと変わるだろう。
その少し後の我々が死ねば、
もはや日本には、鰯の頭を有難がることに、
疑問を差し挟める人は、
ごくごく少数になってしまうかもしれない。
今はどうすればいいのか、よくわからないが、
事態はかなり深刻であることははっきりしている。

国連の演説で「背後」を「せぃご」と呼んだというついが、
回っているが、ふりがな係の官僚の想像の、
斜め上だったのだろう。
彼自身がそういうレベルの人間なのだなぁ。
頭の悪い人は、
フレキシブルに軌道修正したりすることが出来ない。
何があっても突っぱねて予定通りを選ぶ。
築地はすぐにでも解体されようとしている。
日々悲しみ、だなぁ。