松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

どうしていいかわからない私

昨日新宿に行ったのでビッグイシューを買った。
見開き一つの記事だけど、
TPPの漁業問題について書いている。

実はTPPはこのブログを書くきっかけの一つでした。
私はTPPって何だろうと思って調べ始めた。
当時は本当に資料は少ししか無くて、
苦労して色々読んだのです。
そうしたらあまりにも凄まじい物なので、
新聞にも何にも出てないし、誰も知らないみたいだし、
私が知り得た分だけでも、
ただの素人だけど、誰かに読んでもらって、
少しでも危険を感じてほしいと思った。
しかし私のブログを読む人はせいぜい数十人で、
何の役にも立たない。
そのうち、内田さんや山田先生が、
色々アナウンスし始め、
私は抗議の集会にも行き、
遺伝子組み換え問題の映画にも行き、
モンサント前のスタンディングに行ったり、
差し止め訴訟の原告になったりした。
少しでもできる事はないかと、
頑張ったつもりであるが、結果はご存知の通り、
私の抵抗は虚しいものであった。
(まだ続けてはいるが)

先日ツイッターで、自分があべ首相を批判すると、
息子がすごく嫌な顔をする。
本人はあべが好きなわけではないが、
人を批判するという事が嫌だということらしい、
でもそういう態度が今の政権をゆるしてきたんじゃないか、
と書いている人がいた。
もうね、これものすごくわかる。
私も嫌な顔をされるし、怒ってばかり、
批判してばかりと、嫌がられる。
私だって、ムン大統領みたいな政策をとってくれたら、
批判もしないし、ニコニコ応援しちゃう。
でも今の政権は批判せざるをえない事が多すぎる。
批判ばかり怒ってばかりのブログは、
読みたい人が減るばかりで、
私は全く無駄なことをしてきた訳である。
抗議に現場で生協の職員に出会って、
私も生協に入っているが、
なぜ生協は積極的に反対運動をしないのかと、
聞いた事がある。
政治的なことをやると嫌がる組合員が多いという答。
このTPP漁業の問題、やまでかなり以前に書いたが、
政府は海外の企業に、
漁業権を売れるようにしようとしている。
こんなことは日本人の誰にとっても、
良い事であるはずがないでしょ?
それなのに反対するのは良くないと言うのが、
わたしにはまったくわからないし、
だからどうしたらいいかわからない。

とりあえず、
郵便局でこの度の水害の義援金を送ってきた。
本当に何も何もできないで、情けない。