松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

パジャマに挑戦

ばあさんの居間の奥の棚から、
またもや布地がたらふく出てきた。
いくら上等でもどうやっても使えないものもある。
どピンクのフランス製の、日本で言うところの、
膨れ織のような生地などは、
ゆうちゃんのものにしても、ご両親さまの好みに合うまいと、
救世軍に持って行った。
ピンクの地に銀の勾玉模様みたいなのが膨らんで付いている。
これはなんらかのお衣装にするぐらいしか考えられん。
何を考えとるかわからんね。
また白のワイシャツの生地か、
ものすごく細い糸を密に打ち込んだ木綿だが、
艶もしなやかさもなかなか素晴らしいもの、
三着分?
これは白なので全体に所々黄ばんでいて、
やはり難しい。
1日考えて自分のパジャマにすることに。
私は姉がイタリアで買ってきた、
アンティークの下着を寝巻きにしていて、
これがどれもボロボロになってきたので、
この代わりになるものを作ろうと思う。
3枚とも、うちに来てからすでに何十年も経っているからね。
古いレースやピンタックの飾りがあって、
どれも大変魅力的なもの。
なんとなくそれ風の味を出したいが。
型紙も取らず一発でジョキジョキ切った。
まずはラグラン袖の頭からかぶる形。
上手くできるかなぁ。
自分のものとなると急に大雑把になる。
やはり私にも見栄というのがあるらしくて、
人のものは緊張目になるね。笑