松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

九州の旅4

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船の目的地の天草は昨日行った水俣の真ん前で、
なんか変な気もしました。
陸をぐるっと回るよりやはり船は速いです。
お天気は上々、走行中はデッキには出られないのですが。
崎津に着くとすぐお昼のお弁当です。
地元のおばちゃんのお手作りの豪華なお弁当。
様々のお魚関係やひじきも美味しい。
大きいとんかつも入っていたんだけど、
これも変に美味しい。
食べてる途中に小さい船が入ってきて、
ぶりの小さいやつ、ハマチを、
網でいけすに放り込んでいました。
ものすごく元気に暴れていました!
その後地元の方の案内で村を散策しました。
お正月でもないのに玄関に注連飾りを飾った家があり、
うちはキリシタンではありません、
というサインなのだそうです。
現在は習慣ということですが、うーん、
もっと何か聞きたい気持ちもしましたが、
こういう説明は声を潜めてされるので、
そこも含めてなかなかマジに驚きでした。
崎津の教会は和洋折衷の内部畳敷き!
全体的に説明の重点は隠れ切支丹、
この度の世界遺産認定にあたってのことです。
もう少し前の歴史や、民俗学的な部分も聞きたい感じで、
キリシタンに関しても少し中途半端な気分もしたけど、
ま、私がただの観光客のくせに、
興味が強すぎるせいなのかもで、
ツアーのせいではないだろうと思います。
軍艦島は廃墟の凄まじさが恐ろし過ぎた。

港に戻ってまだ4時前なので、7時までの、
歴史文化博物館へ、急いでタクシーで。
ここは南蛮屏風などが目当てでしたが、
これは実物ではなくレプリカでした。
屏風絵の内容は面白いものですが、
金箔の感じとか、全体的に色の深みや迫力に欠ける。
最近になってミラノで発見された、
伊東マンショ肖像画もありましたが、
これも複製。
私は国立博物館で実物をみましたが、
こちらは本物そっくりでした。
ここは展示にも工夫があって良い博物館ですが、
お客さんは極めて少なく、もったいない感じ。
ここのウリは原寸大の長崎奉行所です。
実に立派な材料を使って見事に再現されており、
これはお金がかかってるなぁと思いました。
お白州を前にお奉行様ポジションで、
謎の写真を撮ってみました。

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