松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ネオリベカルト、

日本のことをいろいろ見ていると、
やはり問題は、新自由主義とカルトの、
両方が合体した恐ろしさだと思う。
安倍晋三は経済のことは何もわかっていない。
新自由主義という言葉さえ理解していないと思う。
しかしカルトの熱狂はある。
長州愛?明治礼賛?が狂信的に膨れ上がったもの。
戦争を美化し帝国主義を好む。
アジアの覇者、素晴らしい日本!
これが様々な差別の容認にも繋がっている。
右翼的とはいえ、
彼は天皇のことは少しも大事ではないようだ。
今までの右翼とは少し違う。
しかし皇室の存在自体は必要だし利用したい。
天皇本人の威光があってこその天皇制な訳だから、
こういう考えは矛盾しているし、破綻していると思う。
彼は知的な思考と言うものを、嫌うのかできないのか、
筋の通らない話を平気でする。
でもやはり理にかなってないことは早晩、
崩れてくるわけで、こういう右翼というのは、
成立しないと思う。
アメリカは長年、彼のこういう性癖に目を瞑り、
自由にやらせることと引き換えに、
新自由主義的な譲歩を、つまりはお金を、
好きなだけ引き出してきたと思う。
武器も売りつけやすい。
日本は種も水も何もかも売り払った。
彼は、歯の浮くような宣伝文句のような、
美しい棚田の風景、なんてことをよく言うが、
これもさっきの話と同じで、
国内の農業を崩壊させて、成り立つものではない。
これのどこが愛国心か全く意味不明だが、
拝金主義ではあるから、自分が勝ち組にいる限り、
各論で容認できるのだろう。
塚本幼稚園のあの異常な教育に、
(幼稚園児に軍歌を唄わせ日の丸を振らせていた、)
夫婦揃って感動していた、
そこも忘れてはいけないところだと思う。

ネオリベカルトは、最強か。
福沢諭吉の欧米列強崇拝アジア蔑視そのもの。
これが首相だけでなく自民党の隅々まで、
行き渡っているし、恐ろしいことに、
国民の中にも深く染みこんでいるような気がする。
日本会議の地道な努力か…