松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

新著2冊ゲット

森浩一先生の本を読みたいとおもっていたが、
九州の事前学習もしたいし、
野間さんの本と奇人の新著を買ってしまって、
読む本が溜まってきてしまった。
「実録レイシストしばき隊」は評判通りすごく面白い。
私はツイッターを始めてすぐの頃から、
何故か、野間さんをフォローしていて、
この本の内容はまさに、
ツイッターで追い続けていた時である。
今もブログの更新のお知らせ以外、
ツイートはしていないし、
こう言う使い方は良くないのかもしれないが、
私は、短文で瞬発的に何かを書くようなタイプの、
頭の回転がないので、仕方がない。
しばき隊はこう言う通信手段の誕生があってこその、
運動の形である。
今度行く天草の崎津というところは、
島原のすぐお隣だけど、情報が伝わらなくて、
島原の乱に参加しそびれ、
結果的に生き延びた隠れ切支丹の村である。
昔は行商人や旅芸人を通してしか、
世間のニュースは伝わらないという場所がいっぱいあった。
それを思えばなんという違いかと。

奇人の本は地味な生き物が、
人知れず絶滅していく話で、面白いけど悲しい。
生物学者は生物に大きな愛がある人たちだから、
この時代、悲しいお仕事である。
みんな良くやっているなぁと思う。