松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

山尾、スペイン

山尾志桜里の横浜での林文子応援の件は、
なんというか嫌な後味のものだった。
彼女は有能だったのに残念である。

林は自動車業界から出た人らしいから、
連合の自動車関連が応援しているのだろう。
山尾も愛知が地盤だというから、
自動車関連の組合から応援されているのではないか。
そう考えると本当に労働組合というのは、
存在自体が矛盾している。
電気労連が原発に反対しないのと一緒で、
労働者は労働条件、労働環境でその経営母体と、
対立するが、業界が無くなってしまうと、
失業しちゃうというわけである。
結局目の前しか見ていない。
変えていくという根性はない。
結局みんながみんな、経営者も労働者も、
自分さえよければいいと思っているって事か。

スペインの労働運動はその点ものすごく迫力がある。
あれはなんなんだろう。
この前昔読んだ古い「スペインの短い夏」が出てきたので、
最初のほうだけ読んだが、
半端なく強くてびっくりした。
ポデモスと言うのが現在のスペインの左派政党で、
労働者の政党だけど、たまに回ってくる、
ポデモスのニュースも強力な雰囲気がある。
イギリス労働党コービンやなんかとパンチ力が違う。
スペインは面白い国だと最近注目している。