朝彼らの投宿したホテルに近い、
前を通るだけのつもりが、
まだ9時過ぎなのにお店に入れてくれた水引の津田さん。
結納などのお祝いの時の熨斗につける、
水引の飾り物を作るところです。
お兄さんが可愛いニワトリを作っていました。
ご祝儀袋は東京ではあまり美しくない印刷の文字ですが、
ここは基本的に生字です。
一つづつ筆で書いてくれる。
安いものでも、書いた字の印刷なのでとても美しい。
この後西の廓へ。
こっちは空いていてよかった。
西の甘納豆屋さんかわむらを、お土産として私が推薦したのです。
ここも9時半開店。
永平寺ほどでなくてもいいけど、渋谷も見習ってほしい。
このあと寺町に。
10時半に忍者寺妙立寺の見学を予約してありました。
実家はここの檀家なので何度も行ったことはあるが、
観光客として案内されるのは大昔に一度、今回が2度目です。
以前の時はまだお上人さんが住んでいらして、
公開していない場所もあったので、今回はびっくりでした。
あそこは実に面白いです。
人気があるのもうなずける。
部屋数23、階段29ヶ所って、異常なお寺です。
修学旅行の生徒なども多く、ベルトコンベヤー式に、
大量の観光客をさばいていました。
これから犀川べりのお料理屋さんで最後のお昼です。
さすがに結構高いのですが、
料亭の気分を味わってみたいというので、
思い切って奮発しました。
姉から、ほくろのある仲居頭はお姉ちゃんの友達や、という、
秘密の情報がメールで来たのですが、
中居さんもたくさんおられるから…と思っていたら、
お出迎えの方に続いて出てきた年配の中居さん、
あっ、ほくろ!…
広い敷地に点在する離れのお部屋に、
お客を一組づつ入れてくれるので、ここも貸切です。
おばさんたちの目は輝きに輝くのでした。
私はここで皆さんとも別れ一足先に、
ウサギを迎えに行くべく、東京へ向かいましたとさ。
おばさんたちはその後近江町市場に行く予定。
さぞや目を、以下略。
以上、加賀の旅終了です。
お疲れ様でした。
西です。東に比べるとエリアは狭いですが。