松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

加賀の旅4

永平寺は何と言っても、
大晦日の行く年来る年のごーんで有名で、
大抵の人は知っている。
観光客も多いがお寺も広いのでそう気にならない。
今も雲水さんがたくさん修行しておられる。
私は小学校の修学旅行以来である。
ともかく紅葉が美しい。
どんぴしゃりのタイミングであった。
帰り道の回転寿しでお昼。
金沢は何気に回転寿しと因縁が深い。
発明されたのは大阪らしいが。

寿司を回転させるコンベアは、ほぼ100%が石川県で製造されており、金沢市の石野製作所(販売は北日本カコー)が約60%、白山市横江町の日本クレセントが約40%のシェアである。1974年には石野製作所が「自動給茶機能付きコンベア」を開発し、以後「湯呑搬送コンベア」、「特急(新幹線)レーン・スタッフレスコンベア」(注文した品が通常と別のコンベアで搬送)、「鮮度管理システム」(一定の時間を経過した皿を自動的に排出)など、両社により新機構が開発されている。
ウイキより

回転寿しといっても、こちらでは、
氷見港や金沢港直送のネタが食べられるので、
安いのにかなり美味しい。
上の記述にあるように、本当に、
お寿司は新幹線に乗ってすごい勢いで届けられた!

若手と最後の最後に滑り込みで参加したふーこのママの、
四人はこの日の夕方の列車で帰るので、
ここでお別れ、別行動となった。

この後はおばさん連中といっぱい歩いた。
私は地元とは言え大学からこっちだし、
天性の方向音痴で、全く地理がわかっていない。
広島と四国の旅でも一緒だったおーつかさんもすごいんだが、
今回はとみたさんという天才が彗星のように現れた。
彼女も幼稚園のPTAの友達だが、息子が高校に入ったら、
またそこにいて、またそこで広報委員を一緒にやった仲である。
今回は随行カメラマンのように(広報魂健在!)
要所要所で写真も撮ってくれて大活躍。
尾山神社を通り抜けてお城に登って、石川門から、
兼六園下(公園はパスした)大名通りというとこを抜けて、
下菊橋に出て川沿いを歩いて桜橋を渡って東の廓に出た。
橋めぐりはかっぱちゃんが推薦したコースで、
本当に気持ちが良かった。
浅野川にはサギなどの鳥がいっぱいいて綺麗。
東はだいぶ前から観光地だが、この日の混み具合は異常だった。
東の真ん中で骨董品屋さんをやっている、
かっぱちゃんの山屋さんに行く。
永平寺で別れた後帰ったかっぱちゃんが、
素早く店番をしていた。
おばさんたちは目を輝かして、小物を求めたりして楽しんだ。
このおばさんたちは目を輝かしやすい。
昆布屋のしらいさんでも、すごく輝かしていた。
この日は地元の居酒屋いたるでお開き。
三人はホテルへ、私は実家へ帰った。
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永平寺にて
ふーこ様撮影。姉とかっぱ氏が帰った後でぜんいんではないが