松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

地球上最弱の生き物

最近つくづく世の中の問題っていうのは、

つまるところ全部、承認欲求の話なのかなと思う。
マジョリティのグループに属することにしか、
自己肯定の拠り所のない人は、
全力でマイノリティの存続に努める。
差別が無くならないのはそのためだろう。
女性や国籍の差別を温存する諸制度が無くなったら、
日本人男性のかなりの人が、
生きていけないほどのダメッジを被るのだろう。
多くの人が性や出自のような、たまたまの要素に、
すがりついてしか生きられないというのは、
かなりの悲しい事である。
人間は生物界で最も弱い生き物かもしれない。