松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

プチネオリベ

うつけんや山本太郎、あと共産党には、

絶対投票しないという人は一定数いる。
意外と都市部に多いのかもしれない。
そういう人たちは私がいいと思う政策の、
まさにそのいい所がよくないと思うのである。
例えば貧困をなくすというような言葉が出てくるが、
まさにそこが嫌だと感じる人がいる。
こういう人に政策をつたえても、
逆効果になると言うか、逆張りに走るというか、、どうする、、
それは私が何回も、実際に、
そういう人の言い分を読んだことがあるから思うのである。
いわゆる自己責任論の人たちである。
貧乏人は努力もせずにそうなったのであって、
そういう人が社会保障で救済されると、
自分の努力の価値が減ずると感じるから、
反対であると。
負け組は辛酸を舐めていろと。
はっきりとそう話す人がいる。
しかしそういう彼の、努力が報われて手にした地位とは、
名の知れた大学に入って、
そこそこ有名な企業に就職したというレベルで、決して大金持ちではない。
そうやってるうちに自分の足元が崩れてくることに、
気がついていない。
この手はヤングの世代にもかなり居る。
もちろん政治家や企業のトップや医者など、
学歴エリートにいっぱいいる。
だから世の中はこうなっちゃったのだから。
ただ、ごく普通の庶民レベルにも、
ショボいネオリベタイプが結構多そうなのが問題、特に東京は。
選民意識を持つハードルが超低い。
恥ずかしげも無い差別意識丸出しを、
すごいすごいと持ち上げるのは誰なのか。
やはりお金なんだろうな、問題は。
お金を全ての評価基準にする社会は、
すなわち差別を容認する社会と言える。
こう言う考え方の蔓延は、
選挙どうこうでなく、
社会の根本的な深刻な問題だと思う。
そして選挙で変えられる気もしない。