来た来た
頭と心の他に手がちゃんと出てくるのは、
マーク・ボイルが無銭生活をしているからです。
お金と言うのは基本的に誰かが代わりにやってくれる分の、
費用なわけです。
地代や家賃みたいなものは別の問題として。
庭で野菜を作り米を育て海で魚を捕ってくるなどすれば、
お金をほとんど使わずに食べていけます。
その代わり自分の体を使って働かねばならない。
電車や車を利用しないなら自転車に乗るか歩く事になる。
他人に仕事を分担してもらうようになればなるほど、
お金はどんどん必要になる。
そしてそのお金を稼ぐため忙しくなり、
いよいよ色んなものやサービスを買うようになる。
これが現在の人間の生活です。
人の手は様々な事ができるはずが、
極端に言うとキーボードを叩く、
スマホをいじるくらいの事しかしない。
ポチッとやってカード決済で物が手に入る。
マーク氏のようには全く出来ないが、
ついにらっきょうの3年こ2キロが来ちゃったので、
栽培の方はお願いしたが、
(3年も育ててくれてありがとう!)
美味しくいただくための付加価値は、
これから自分の手で付けるという作業に入る。