幾何学
円錐を切ると放物線が出てくる、
というのがあるでしょ?
木を彫っているとき、
ある曲面と曲面がぶつかると、
思いがけない線や面が出てくる。
これが面白い。
思いがけないのは私が馬鹿なせいで、
もちろん予想できる人もいると思うけど。
あとは自分の頭にある形は木の中に隠れていて、目の前にあるのは全然違う形です。
目に見えるイメージはやはりとても強いので、
頑張らないと引きずられてしまう。
強い気持ちでそこを削り取る、
そういうところが難しい。
また、立体では複雑なねじれが起こりやすい。
これもわりに面白いね。
完璧な対称形を目指すわけではないから、
これは適当に許容するけど。
トンカチは頭の形が勝負だから、笑、
頑張って綺麗な形にしたい。