松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

鋸など

大仏こんちさんを彫り始めている。
始めは鋸の出番なんだけど、
多分息子が買ったハンディーなタイプのを使っている。
これがあまり良くないのね。
なんか適当な鋸あったら欲しいなぁと思って、
ネットで見てみた。
鋸も、横引き専用とかあるのね。
歯の目立ての仕方が違うということだろう。
初めて知った。
確かに今のも横はまあまあ上手くいくが、
縦が大変。
私は相変わらず何も知らないのにこんな事やってる。
プロが見たら目を剥くようなこともしてると思う。

でも、私がプロなら目も剥かないし、
笑ったりもしないよ。
やりたければ初めてだろうが不慣れだろうが、
どんどんやればいい。
やってみれば楽しいこと面白いことがある。
楽と楽しいは同じ字だが違うこと。
楽しいや嬉しいは、外から刺激を受けての反応である。
その時苦しい悲しいである可能性もある。
楽はこれを排除するために、
楽しい嬉しいの可能性も一緒に捨てた状態で、
一種の無刺激無反応の形である。
楽を追い求めていると、
退屈な人生、愚鈍な人間になるのは避けられない。
これは子どもの安全の話と同じだね、
危険、汚いを排除するために様々なことを禁止し、
思考、感覚を鍛え、スキルを身につける大事な機会を、
取り上げてしまった。
手元でゲームするくらいしか遊びようがない。
こうなると、退屈な人生、、以下同文である。

話を戻すと、こういう道具や農具なども、
燕三条のあたりで作っているのが多い。
ネットを見ていると、廃業したメーカーのもの、
お買い得!みたいなのもあって、あーあになる。
そもそもアマゾンや楽天なんかが販売を握っていて、
すでに小さいメーカーは販路がなかったりしそう。
もう、どこをつついてもそんな話になるね。
厨房用品なんかは各社が力を合わせて、
まだ頑張っているようだが。
一度燕三条あたりへ行ってみたい。
なんか欲しいものがいっぱいありそうで怖いけど。