松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

博物館ツアーの勧め

ネトウヨになってしまった人や、その予備軍に、
なんとか少しでも楽しい人生を送ってもらうためには、
どうすればいいかなぁと考えてみた。
字を読んだり話を聞くのは苦手だろうから、
何かを見るのがよかろうか。
国立博物館、科学博物館、民族博物館、
などをまず訪れてみる。
長い時間だと飽きちゃうかもしれないが、
何か一つでも、興味が持てるものが見つかればいい。
こういう所は全部タダじゃないといかんと思う。
鳥や虫や花の名前も、
知っているといないとでは大違いである。
どこかで鳥を見た時名前を知っていれば、
親密さが違う。
友達とまでいかずとも知り合いにあった気がする。
有名な絵描きの絵を見ても、それが実物ならば、
これの前にあの人は絵筆を持って、
立っていたんだなぁと思う。
大昔の人も身近に感じる。
知っている事と新たに知った事が繋がったり、
曖昧な知識がはっきり理解できたりという事は、
誰にとっても楽しい事である。
はずである。
驚くほど精緻な根付の彫刻や浮世絵をみて、
なんて器用な人がいたもんだと、
びっくりするだけでも楽しいし。
彼らは日本すごいと言いながら、
何がすごいかも知らないんだからね。