松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ラウンドアップ訴訟

バイエルはラウンドアップ裁判の件数が大幅に増加すると予想しているという。10月30日に公表予定。JPモルガンの分析では、バイエルが7月に公表した1万8千件余りから大幅に増加し4万5千件に達するかのうせいがあるという。|Reuters
有機農業ニュースクリップさんついと

なぜ訴訟が起きるのかということ。
一つ一つの案件はそれぞれ違うかもしれないが、
まずはじめにアメリカで起きて、
当時のモンサントが負けた裁判は、
ラウンドアップを使って除草作業に関わった、
小学校の用務員さんが癌になったという話だった。
だからこれだけの数の健康被害が出ているという事。
ラウンドアップと特定できないケースもあるはずだから、
実際はこの何倍にもなるかもしれない。
そして、各国がこの農薬を使用禁止に動いている中で、
桁違いに残留基準を緩め、
ホームセンターで農協でガンガン売り、
公園でも小学校でも、一般家庭でも、
ごく普通に使われているのが我が国です。
世界中からはじき出されたラウンドアップが、
日本目指して集まってくる感じです。
いいのか、
農水省は国民の健康を損なう決定を次々にしているけど、
本当にそれでいいのか、、
健康や命をこれほどまで粗末に扱う人たちが、
国を動かしているという事が信じられない。
人間だけでなく植物も動物も、
同様に被害を受けるという事を考えて欲しい。
除草剤を使った土地は、今回のような雨で、
簡単に崩れてしまうという。
植物の根が地面の中で踏ん張っていないから。
外からは綺麗に見えるが、土の中は病気だという事。