松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

今月中!

「世界」で内田さんのTPPや2国間のFTAなどの、
貿易協定の話を読んでいるが、おぞましい。
今しきりに嫌韓煽り運転でテレビは一色みたいだが、
その陰で進められているのが日米貿易協定FTAである。
これはなんと9月中に締結になるらしいが、
全くその中身は発表されていない。
そもそも国会はずっと開かれていないので、
これについて質問する機会さえない。
中身を出さないのはもちろん、
目も当てられない代物だからである。
現在ブリーフィングが行われているらしいが、
そこでも何も出てこないと内田さんのツイート。
TPPで日本はずっと譲歩してきて、
交渉の際に他の国の代表から、
なぜ!?と不思議がられていたわけだが、
そこからトランプが離脱し、2国間にしようぜ、
条件はTPP並かそれ以上じゃないとダメだよ、
ということで、おっしゃる通りにこうなっている。
TPPの時も何度も書いているが、
貿易協定は国内法の上に位置している。
一度サインしたら変えられない。
今国内で次々に種子法や市場法などが変えられているが、
これは貿易協定に合うように国内法を変えているわけです。
海外の皆さんの要望に合わせて、
うまく日本の市場に入ってこられるような、
条件をこしらえているのである。
今日ちらっと見たのは、FTA締結したら、
消費税0にすることは不可能になると。
ちょっとよくわかってないが、あり得る話である。
日本は傍目にも哀れな程根こそぎにされます。
自分から抵抗もせずにまるのみしたんだし、
国立競技場で、旭日旗を振るような国ですから、
ま、どうなろうとしょうがないんじゃないの、
と誰も心配してくれませんね。
消費税ももうすぐですし、
とめどなく底なし沼に落ちていく。