松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

「あの動物(豹?まじ?)」
ができました。
写真を改めてのせます。
当分暑くて絵は描けないので、次も彫刻です。
私の仕事場はすごく暑いので、
この時期手が汗まみれになり紙を汚すし、
ぽたっと汗が落ちる可能性もあるので、
ステンシルはできません。
つまり木彫は汗まみれですね。
まじ?の残りの小さな塊があるので、
これはどうするかと考えていましたが、
プロポーション的にぴったりのがないので、
頭部、胸像にしようかと。
次回は熊です。
決めた途端にちょうど借りていた本が熊の本で、
その中に写真もあり、やはりこれがいいとなりました。

姉崎等さんというアイヌのクマ漁師さんの聞き書きで、
これがびっくりするほど面白い。
私が考えていた通りの山の歩き方を、
熊はするのです。
7合目ほど登ると、斜めに突っ切って、
次の山に最短距離で行く。
人間のように登って降りての、
尾根筋を縦走するようなことはしない。
そうだろうと思いました。
しかしその道は普通の人には歩けないような道で、
姉崎さんは熊と同じように、
跳んだり少しの手がかりにつかまったりしながら進む。
爪も無いのに!
ほんの軽装で寒い冬の山で火を焚きながら、
幾晩でも眠ることができる。
呆れるほど素晴らしいです。