松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

初登庁

今日は議員さんたちの初登庁の日で、
世間ではれいわのお二人にこれでもか的に、
注目が集まっています。
偶然見つけた立岩先生をフォローしていますが、
彼の専門こそが、
病者、障害者などが社会の中でどのように、
生きていくのがいいかというものですから、
自著の中から、今回のお二人に関係する、
部分を紹介していたりします。
それが今、猛烈に読まれている。
先生は現代思想に長く連載しておられ、
私は現代思想は滅多に買わないけど、
何か興味のある特集のときに買う程度。
そんな時にこの連載を読んで何か一冊読んでみようかと思い、
そのとき本屋で手に入った不如意の身体を読んだのが、
初めてのことでした。
今回もう一冊注文しちゃったっす。
社会学者の本でもこのような分野は、
やはりバンバン売れるものではないと思う。
それがれいわのお二人の当選で、
多くの人の目に触れたというのは、
実に素晴らしいことです。
我々は常に病者障害者になりうるのだし、
自分自身の問題でもあるのだから。
こんなこと今まで考えたこともなかった人も、
その中にはたくさん含まれていると思う。
ものすごく意味のあることだと思う。
同じ社会学者でも、れいわについて、
異常に否定的なツイートをしている人も、
私の知る限りで複数人います。
それぞれ私が興味を持っていた人なので、
残念賞です。
この一点をとっても社会にとって画期的なことです。

arsvi.com/z/h04.htm 先月は1日のヒット数平均が10万を越えました。初めてだと思います。ヒット多かったのが舩後靖彦頁(5位)→arsvi.com/w/fy04.htm
木村英子頁は30位でした→arsvi.com/w/ke04.htm
立岩先生ついとより