松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

私の木の動物は、
今まだお尻あたりで苦労しながらやってる中。
例えばこれで、
足が長い(とか短い)という問題について考えると、
腹の部分との落差の問題であったり、
足の太さ(とか細さ)の話だったりする。
この動物の足を認識するにあたって、
足の長さの計量的絶対値は、
もう全然関係ないものである。
まあ絵に関しても同じことなんだが、
立体では勾配、なだらかさやなんかの具合もあって、
本当に様々な差の認識の総合力で、
人は形をキャッチするのだと感じる。

でも考えてみたら世の中全体に関しても、
人はこういう感じで受け取っているのではないか。
差で認識する。