松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

細菌の続き

糞便移植に関しては、
たいていの細菌学者の本に出てくるが、
なんとなく歯切れの悪い感じのも多い気がする。
陰謀論みたいな感じで攻撃されるのかなぁ。
女性の婦人科系の感染症抗生物質で一時は治るが、
繰り返し発症してその度に重篤化するらしい。
これに細菌を移植すると、
治癒率は100パーセントに近い、90位になるという。
(たしか、)そして特に副反応も出ない。
医療の世界ではこう言う数字は他ではあまりないそうで、
他にいろいろ問題があっても、
そんなもん吹き飛ばす説得力になると。
それでも今現在も多くの患者は薬による治療を受けているのは、
どういう事か私には理解できない。
理解できない事は、まぁいっぱいあるけど。
糞便移植というとトンデモみたいに思うかもしれないけど、
理屈としてはワクチンや予防接種と同じような事であろう。
健全な腸内細菌保持者から取り出したものを、
培養する事も難しいようには思えないし。
潔癖症の日本人には無理かもしれんが。