「江戸庶民風俗絵典」
「江戸庶民風俗絵典」という本をもらった。
これに類するものの文庫本サイズのは、
2冊持っているが、これが優れているのは、
著者の三谷一馬氏の詳細な説明がついているところ。
別の冊子になっていて絵をみながら読むことができる。
時間があれば眺めているが、
これを見ていると江戸は火事が多かったのは、
当たり前だなぁと思う。
木でできた家の中で生の火を使っていたんだから。
私だって絶対火事にしちゃいそうである。
またうなぎの蒲焼屋がいろいろ出てくる。
上等のから屋台まで、何パターンもあって、
うなぎの蒲焼きがみんな大好きだったと見える。
それが今や、絶滅かと言うのだから恐ろしい。
猪の肉屋が出てきて、足元に破傘が見える。
古い傘の紙が油紙だから、イノシシ肉を包むのに、
ちょうど良いという事らしい。
その説明で川柳が出てくる。
川柳はあちこちに引かれているが、
短歌や俳句と違って庶民の日常を読んだものだから、
こういう時には資料的な価値が出てくる。
川柳も意外に役に立つんだ。
この絵は犬が出てたから出してみた。
けさの観山ザクラはこんな感じ、
まだ蕾だけど大変鮮やかでした。
ここはうさぎが走り回る公園です。
ビルボもここで遊んでいたし、その時も桜はあったけど、
だいぶ大きくなりました。
木は長生きです。
またこの木の下には、
山ほどセミの幼虫がいるはずです。
毎年抜け殻の花が咲きますから。
うさぎはお花には興味なし。