松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

「むささびはむかごをつみにきた」

ネット上で偶然知った秋に採れる筍、
「四方竹」というものがあります。
今回のギャラリーは中道通りの果てにあるのですが、
行く途中に高知県のアンテナショップがあります。
そこにふらりと入ってみたら、
まさにそれがあったので、
土佐煮というやつを買ってみました。
それが煮方も上手でとても美味しかったので、
何回も買ってしまった。

また下のご飯ですが、これはむかごご飯。
今回のかるたの「む」は
「むささびは むかごを つみにきた」で、
解説の方では、
「山いものむかごは、ご飯と一緒に炊いてむかごご飯に」
となっていました。
見にきてくれた人に、
むかごを見た事、食べた事のない人が多くて、
説明したりしていたわけです。
その時娘の友だちのヒロシが来てくれていて、
ゆっくり見て帰ったのですが、しばらくして戻ってきた。
なんと手にむかごを2袋持って!
高知のアンテナショップで売られていたらしい!!
彼はヤングな友だけど、むかごの事は知っていたと思う。
農学部出身だし自治体の公園課が職場だし。
それで見つけてわざわざ買ってきてくれたのだった。
感動ですね。
私は全然気がつかなかったのに。
もしかして遠野のお店の方だったのかな…
それで会場にいたむかごを知らない人と半分こして、
私は早速家でむかごご飯を炊いたのでした。
ちょうど娘の作った今年の新米を少し精米しておいたので、
それで初めて炊きました。
お米にほんの少しお塩とお酒を振ってからね。
これが本当に美味しかった。
ヒロシはもしかしてむささびなのかもと思いました。