松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

朝刊から

今朝の新聞に例の医学部の、
男子下駄問題が大きく取り上げられている。
しかしだいぶ私がこれまで見てきたニュースと、
違っているようで、何が何だか…
順を追って書いてみると、
1、東京医科大学のニュースが報じられる
2、直後に主要大学の入学者の男女の数の表
(志願者数は出ていない)
3、読売新聞による聞き取りのニュースが出たとの
ツイートで、簡単な要約と元記事の表示
(東京大学は男女比の項目に答えなかったとの説明がついていた)
4、少し後に元の読売の記事を読んだが、
東京大学に関する記述は無かった。
5、本日の記事では東大男女の合格率1.03で、
同率から数えて下から6番目。

私が読んだ中だけ見ても、
幾つかの嘘やごまかしが混ざっているのは確実で、
3だけが嘘ということもあるが、
3のツイートは元記事と一緒にでているので、
元記事にない要約をつける意味がわからない。

しかも今朝のこの記事で見る限り、
東京医科大より女子の合格率が低い大学は、
13校もある。
いったいどれほど高い下駄を履かせたものやら。
応援団なみ、いや天狗なみ。

今日の我が国では、
報道を追っていても何が本当か全くわからない。
あらゆるものがいかようにも変えられている。

我が母校に関して言えば、私の頃は、
男女それぞれ上から同数とっていたと、
以前先生に聞いた。
先日母校で先生をしている友聞いたところ、
今は上からとるから、やはり女ばかりになるらしい。
息子が通っていた頃は、
私の出た学科に限って言えば、男子は全体の1割強、
くらいだったと思う。