松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

母校で作業

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 昨日は思いがけない珍しいご用で、
大学に行ってきた。
我々は大学生の当時世田谷にあった、
「冒険遊び場」の原型となる千歳船橋の遊び場の調査をし、
それをまとめて、卒業制作とした。

「子どものための建築と空間展」という企画があって、
(汐留パナソニックミュージアム、青森美術館の共催)
そこで我々の描いた図版や写真を使いたいという、
お申し出を受けた。
元々のパネルやフィルムなどは、
大学の研究室に保存されているので、
それを見てご相談というので、

ジジイとババア6人のメンバーが集まった。
久しぶりにパネルを見たが、なかなか良くできている。
写真はそのまま貼ってあるが、フィルム写真は、
すごく綺麗で力強さを失っていない。

パネルの保護シートが汚くなっているので外した。
本当はスキャナーで取り込んで綺麗に処理して、
再出力したいところだが、
大学のスキャナーは半分サイズしか出来ないし、
いろいろお手間なので諦めた。
その後、研究室にあった、
大量のベタ焼きとネガを対応させる作業であった。
写真はいろんなメンバーが撮っていて、
まとめ作業のために持ち寄って一緒にしてある。
この遊び場以外の写真もたくさん混じっている。
パネルとその後にまとめた小冊子で使われた写真を見つけて、
べた焼きとフィルムをセットにする。
意外なことに、
近くにピンを合わせた私の新生アクリル目玉が大活躍した。
みんな老眼になっていて、
特にフィルムは見てもよくわからないらしい。
私がフィルム、あやちゃんがベタを見ながら、
ほぼファイリングされていた物の中の、
遊び場関係はつけ合わすことができたと思う。

その後国分寺の餃子屋で少し飲んで、
いろいろお話しして帰ってきた。
私は完全に寝る時間になり、
なかなか面白かったけど結構疲れた。
展覧会は来年の一月らしいので、
まあ展示物のごくごく一部に使われるわけだが、
楽しみである。