松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

天ぷら屋!

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昼に天ぷらを揚げた。
ひえーいかれてる、この暑いのに!
と思うかもしれんが、
天ぷら屋の親父は間違いなく今日もあげてるだろうと思い、
頑張ったのだ。
ただ白ナスが残っていたというのが理由で、
あれはやはり天ぷらが一番うまいと思って。
それでも昔の白ナスはもっと香りが良くて美味しかった。
野菜の味も変わってきた。
どうせあげるならと、
ま、いろいろ揚げちゃったけどね。
居間が暑くなってはうさぎが気の毒と思い、
台所の窓を開け、ドアを閉めきって揚げた。
もちろん暑かったけどね。
天ぷら屋の親父もこんなだろう。

天ぷらはこの古いパッドが決め手である。
出土品のうちで最も重宝しているのがこれだ。
細い針金で亀の子のように編んである。
これは多分一種の毛細管現象で、
強制的に油を取ってくれる。
これに上げると全然違う。
今も合羽橋に行くとあるらしいが、
天ぷら屋は皆これを使っていて、
直してもくれるそうだ。
これを使うようになってから、
ますます天ぷらが好きになってしまった。
残った天ぷらも美味しいから、
いっぱい揚げても全然困らない。笑