松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

笑うアユム

突然回ってきたこんなツイート!

チンパンジー学者のジェーン・グドールが京大で講演した時「今日は沢山のチンパンジーピーポーがいらっしゃるのでまずチンパンジー語で挨拶を」と言って、「オッオッ、オオーッ」と言ったのに対して、日本の霊長類学者たちも「オッオッ、オオーッ」と返事をしたのを見た時、あー大学が好きだと思った。」

(ついとされた方のお名前保存し忘れたので、
後ほど探します。すいません。)苫野一徳さんついとより

おととい掃除しながら、
ナショジオの哺乳類の進化の特集をチラ見していた。
まさにちょうどジェーン・グドールが出てきていて、
京大霊長研からは、松沢哲郎先生と、
有名な天才チンパンジーのアイとその息子アユムが登場する。

以前紹介した、
「人間は動物の賢さがわかるほど賢いか」の中で、
アメリカの福音派キリスト教徒の考え方などの影響で、
動物学の世界で擬人化を攻撃する風潮が、
現在強いという話がいっぱい出てくる。
その中で「笑う」という言葉を動物に使うことは、
激しく攻撃されたわけだが、
著者はチンパンジーのその状態を「笑う」を使わずに、
大変な苦労をして、まさに笑っている様子を表現している。

しかしながら、松沢先生とじゃれているこのアユムは、
どこから見ても笑っているのであった!
この写真が見られて私は本当に嬉しい。

f:id:natsuyono:20180610073324j:image

f:id:natsuyono:20180610073346j:image