松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

けばけばしい花

人間の動物全般に対する当然のような、
上から目線によく似たものが、
アメリカである。
アメリカの他国に対する態度がこれにそっくり
世界中を滅亡させるほどの核兵器を持ちながら、
偉そうにお前は持つなと怒る。
アメリカはいつだって特別なんだ。
覇権国は当然アメリカであるという頑強な主張。
脅かすものはためらいなく力で潰す。

アメリカでは環境問題などの取り組みでも、
問題はもっとすごい発明で乗り越えてやる!
とアプローチする傾向があるように思う。
ま、よく言うポジティブシンキングであるが、
止める事何もやらない事などを選びたくない。
人間が何かをプラスする方向にいきたがる。
結果としてどや、ワシはすごいだろ、と言いたい。
これも一種の覇権志向だと思う。
このような考えのルーツは前に書いたように、
イギリスにあるわけだが、
アメリカでけばけばしい花を咲かせている。
アメリカのマジョリティの中の、
かなりリベラルな人にもこの匂いはある。

アメリカがおとなしく朝鮮半島の平和に、
賛成するようにはどうしても思えない。
今までだって平和の芽を摘んできたのがアメリカだ。
世界で前読んだ記事でも、
現在一番兵器の売り上げが伸びているのがアジアである。
日本とか貢献してるわけだけど。
これに役立っていたのがならず者「北の脅威」な訳だから、
冷麺お土産に持って、あの線をひょいって超えて、
ニコニコ韓国にやって来たりしたらね、
軍産は全くもって面白くないだろう。
韓国から米軍が撤退するって事は実現するのかなぁ。