松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

種子法2

現在まで各地で蒔かれていた種は、
「公共品種」と言われ、地域の気候風土にあった、
長い間に作出され守られてきたタネである。
これの保護には地方交付税が使われ、
その法的根拠が種子法であった。
このお金をもう出さないということ。
「民間品種」を使いなさいということらしい。
現在の主な民間品種は、
三井化学「みつひかり」F1
住友化学「つくばSD 」
日本モンサント「とねのめぐみ」
いずれも公共品種をもとに改良されたもので、
大規模な生産体勢に合わせたもの。
すでに牛丼チェーン、コンビニ弁当、
外食産業で使われている。