松井なつ代のやま

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激しい帯

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昨日は古い着物をもらってくれるという人が現れたので、
また少し着物の整理をした。
私は本当に頭が悪くて分類とか整頓とかが下手で、
頑張ってやったつもりでも、
すぐに忘れて結局なんだかわからん感じになる。涙

存在はちらっと知っていたが、改めて見ると、
なにこれすごいじゃん!と言う帯が出てきた。
強烈に派手なインパクトの黒い帯である。
義姉さんの帯だからそんなに古いものではない。
せいぜい40年前ほどか。
割に有名な織物やさんのものである。
私が締めるにはちょっと派手すぎるか…
この鎧の柄がお太鼓の部分だけでなく、
間を少し開けて一周しているので、
前にもバッチリ出てくるのである。
これの存在を知っていれば娘の振袖の時に、
飾り結びにしたら立派だったろうなぁ。
厚みも張りも申し分ない。
ほとんど丸帯のような量感である。
わしも一度締めてみたいという気持ちが、
ちらっと沸き起こる。
江戸小紋なら格は合うし、
あれは黒っぽいから少し派手な帯でもいいかと、
頭の中でシュミレーション。
しかしこれを締めるチャンスはあるかなぁ。