松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

長崎熊本の旅じゃ!!

昨日今日の私は旅の準備をしていたのである。
早くも実現!長崎熊本の旅である。
息子の会社の福利厚生システムが、
この三月で一つなくなる。
それは旅行の費用の援助という素晴らしいものであった。
残っていた四万円をお母さん使ってもいいよと、
素晴らしいご提案。
しかしあまりに急な話で、
京都か奈良か滋賀県にでも行こうかと思ったが、
娘がもっと遠いとこいけよ!と、
ショートメールながら、完全に怒鳴ったので、
九州に行く事にした。おーこわ…
長崎なら私も行くと言うのだが、
ご存知の通り超忙しい身で、
京都の出張先から参加すると。
また九州の友に会うチャンスかとも思ったが、
これもピンポイントで都合が合わず、
金曜の夜立つと言ってた娘は夜にも予定が入って、
私の1日後の土曜出発になるとか、次々に予定が狂う。
頭が追いつかない。禿げた。
長崎県の形が複雑で全然把握できないし。

長崎は多島海の海民の国だから、
どこかで船で移動したいというのが、
私の当初からの望みだった。
長崎県の旅行のサイトは非常に良くできていて、
もうあっちこっち行きたくなる。
船をどこに入れるか、最初に熊本に行って、
水俣に行き、熊本から島原に船で入り、
陸路で長崎に行くかと思っていた。
水俣病記念館は石牟礼さんの追悼企画展をやっている。
楽しみ。
長崎のサイトで、
長崎港から日帰りで天草に行くツアーがあった。
よし、これに参加すると決めた。
素早く申し込みした挙句に三月いっぱいでおしまいで、
私の希望4月1日は無理と分かった。
試験的にやっているツアーらしい。
無理やりこれを3月31日に移動させるために、
娘の超早い飛行機と、私の超早い飛行機がきまった。
しかもギリギリの時間である。
南天草は隠れ切支丹の沢山いたところでもあり、
遣唐使の頃からの立ち寄り港であり、
古い漁村の独特の家並みが残ってもいる。
ここは地元の人が案内してくれるし、
地元のおばちゃんたちの手料理のお弁当も食べられる!
最高に楽しみである。
長崎は網野さんの海民の話にたびたび出てきた、
松浦というところも平戸の方にある。
ここもいきたいなぁと思っていたが、
とにかく分散していて難しい。
島原半島も諦め、
(ここで有馬の殿の博物館にも行きたかったが、
セミナリオもあったしね、島原の乱原城の跡も)
このツアーのほかは長崎周辺で終わりになる。
ま、それでも行く場所が多すぎて困るほどである。
実は宮本さんの本を読んで以来、
ずっと対馬に行きたいと思っていたが、
これも今回は無理。次回に回す。次回あるかなぁ。
対馬はすごいところで、新石器時代頃から、
途切れなく重要な土地であり続け、
もう最高におもしろいところである。

ま、一応足と宿は本日抑えたが、
これも本当にギリギリであった。
船会社のおじさんから電話があって、
空港から港まで所要時間を確認するため、
私が先にかけたんだけど、
娘の生年月日が間違っていて、
話の中で娘が後から来ると言ったら、
娘とは思えぬ生まれ年だと不思議に思い、笑
確認の電話を再度もらった。
昭和と西暦を混ぜて書いてしまったようだ。
このおじさんは超親切であった!
本当に私は適当である。
これ2度目で、息子の学資保険をかける時私が間違えて、
受験の前の年にお金が下りてしまったことがある。
後でなくてよかったけど。
郵便局の人に珍しいですねと言われた。汗

まそんなんでツンボで目も悪いし方向音痴で、
ヤバいんだけど頑張って行ってみる。
飛行機が遅れたり海が荒れたりしないように、
祈るばかりである。
みんな達も祈ってちょ。