松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

新春GMの話

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日本の遺伝子組み換えの承認件数が世界断トツ1位。しかも昨年から日本だけ大量承認をしている。フィリピン、ロシア、インドは新規承認ゼロ、中国が1件だけ、米国でも2件なのに日本はなんと77件。でもメディアは語らない。だから広げてほしい。8日那覇の学習会資料から facebook.com/photo.php?fbid…

いんにゃくさんついとより

去年は種子法という、
主に国産の穀類の種を守っていた法律を、
捨てた日本だが、代わりに、
遺伝子組み換え種子の承認は、すごい勢いで増えている。
国際的にも異常な勢い。

遺伝子組み換え米はすぐにも作付け始められる状態らしい。
これは山田元農水大臣の言っていたことだけど。

経産省財務相もどこの官僚も、
賢い頭はついているはずなのに、
政府の言うとおり呆れた仕事を着々とこなしているが、
常日頃農水省が一番狂っているんじゃないかと思っていたが、
どうなんだろう。
食料の確保は最も重要な仕事である。
それは生き物であればみんなそうだし、
高級官僚や政治家が、特権的に生き延びられるという、
分野ではない。
どうして思考停止できるのかわからない。

また少し前ツイッターでみたが、
ドイツだったかの先生が日本の大学で講義をして、
学生が誰もモンサントの名前すら知らないという事に、
衝撃を受けていたと言う。
現在既に日本人は、
最もたくさんの遺伝子組み換え食物を食べている国民だが、
意識している人はあまりいないのだろう。
これはインドなどでも実際にあったことだが、
GM種子は病害虫に強いという触れ込みで、
売られるが、細菌やウイルスは上手なので、
耐性菌が出来て全滅することがある。
その時にもはや多様な在来種が失われた後という事。
このコースの他に、様々な危険な交雑や、
生態系汚染を引き起こし、
かつ、種はモンサントの言うままの値段で買わされる。
モンサントはEUやアメリカでも、
反対運動に押されてきており、
日本が格好のターゲットとして押し付けられている。
つまりは、危ない不良品のごみ捨て場である。