松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

TPPや本の事

TPPが面白くない感じで続いている。
TPP離脱はトランプの選挙戦での目玉政策で、
就任後一番にやった仕事です。
しかし軍事面始め山盛り方向転換をしていますから、
これも振り出しに戻る可能性がある。
どこかのタイミングで、アメリカが戻るという事を、
想定して日本はパシリをやっているわけです。

あんまりみんなは興味ないかもしれないけど、
ナオミクラインの本もまだ続きを紹介しきれていませんが、
環境保護運動のネックになっているのが、
TPPでも問題になっているISD条項です。
事業を止めると起きる損失を、
企業に請求されるから、怖くて国は動けない。
TPPの問題は「これがすべてを変える」「チャヴ」も同じで、
新自由主義の富を独占する人たちと、
その他の多くの人々との、階級闘争なのだと思う。
彼らの作った自分たちが有利になる規則が、
すでにたくさん積み上げられていて、
そういうものを持った圧倒的に有利な人と、
金も力もない人間が、戦わなければならない。
そして我々の側に、多くの動植物、
生き物すべての生死もかかっている。