松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

結果はまだ見てない

昨日はどうにも気が滅入って、
選挙情報見るのをやめて、暗夜行路を読んで寝た。

昨日SPについてちょっとウィキで調べて、
びっくりすることを知った。
SPと言うのは要人警護を専門にする警視庁警察官である。
びっくりするのはここ、
「国会に議席を有する日本共産党以外の各政党の代表者や、各国から来日する要人等、法律によって規定された警護対象者が自宅を出てから帰宅するまでの、身辺警護が専門職務であり、犯罪捜査・地域警戒・交通取締などはその職務外である。」
要人の規定の中で正々堂々と、
共産党を排除している。

今回の選挙のついでも、
共産党支持者ではないが」という枕詞で、
投票したというのを腐るほど読んだ。
他の党では一切見ない。
共産党は言い訳しないと気が済まないほど恥ずかしいのである。
共産党はマイノリティーである。
そしてそれを保証しているのが、このSPに見られるような、
国のシステムである。

差別の問題は繰り返しになるが、
差別を容認している社会のシステムが問題なのである。
在日の選挙権が認められないのも、
差別してもいいよと、国家が認めているのと同じである
繰り返しに書いているが差別は言葉の問題ではない。
アメリカでは身体障害を指す言葉がこの何年か、
次々に変遷していて最新のが何かわからないが、
ちょっと前は「挑戦を受けている」だった。
笑ってしまうが。
アメリカでこのように言葉が問題視されるのは、
ざっくり言って言葉の問題にすり替えているわけで、
アメリカ社会が差別を、
しっかり内包したシステムであることの証である。
もちろん日本もそうで、ひどい女性差別を、
生き延びさせている、別姓、性犯罪、給料などの、
女性が不利な法律が、少しでも変われば、
変わっていくと思う。
蔑む風土がなければ、ハゲと言おうがデブと言おうが、
それは個人のけんかである。
勝手にやり合えばいいのである。
キモいおっさんが女性差別を振り回した時、
法律を盾に堂々と反論できれば、
旗色が悪いなと、改心するまではないにしても、
トーンダウンするだろう。
そうすればずっと我々は快適になる。

しかしこの手の話に、常に反対するのが自民党
彼らを勝たせている限り、醜い誹謗中傷は無くならない。
ひどい台風被害が予想される。
1F直撃ではないか…
本来なら選挙は延期すべきだった。
しかしこれに飛びつくのが日本政府である。
つくづく情けない。
この国の病は重篤である。