松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

「これがすべてを変える」3

やはりこの手の本は、
ぐんぐん読み進むことができない。
非常に興味深い内容だし、文章は難解ではないし、
訳も適切である。
ただ、やはり辟易するというかげんなりする。

人間の欲望の強さ、自分勝手、恐ろしいほどの、
他者への冷たさ。
できることはいっぱいあるし、
co2no排出量を絞ることが、
そのまま不幸につながるわけではないし、
どちらかと言うと幸せな形になりうるという予測も、
沢山あるにもかかわらず、
とにかく進まない。先送りばかりである。
そのことに対する苛立ちや、無力感。
そういうものがすごいわけです。
じっとりと疲れる。
どうしようもないから、休み休み読んでいる。

 

この本の原題は、This Chabges Everythingというので、

そのまんまなんだけど、どうも好きになれない。