松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

蝶よ!!!!

動物が子どもの時助けてもらった人を、
何年も経った後も覚えていたというような話は、
動物ものの感動ネタとしては、
まあ定番としてあるわけです。
いずれも哺乳類であると思うが。

必要以上に擬人化しているわけではないが、
この蝶の話に感動したのは、
蝶は芋虫から蛹を経て成虫の蝶の形になるまでに、
原材料は芋虫一匹分ではあるが、
一度組織は解体され再編成される。
言ってみれば一度溶かしてから、
新たな部品を作り直すような感じです。
その経過を動画で見たことがあるが、
非常に大掛かりな変身です。
そういう中でこの人は危険じゃないという、
芋虫時代の記憶が残っているというのは、
私には本当に奇跡的なことに思えたのである。
やはりこれはすごいこと。