松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ものの値段

洗濯物の室内用物干しを買った。
今まで使っていたのは姉に譲ってもらったもので、
使い出してもう25年くらいになる。
ステンレス製でしっかりしているんだが、接着部が外れて、
ぶらぶらになったバーが何本もある流状態で、
今日に至った。
目につく製品はどうも大きすぎたり小さすぎたりで、
いまひとつ気に入らない。
昨日ふと思いついて調べたら、
外国製のものに気に入った形があった。
なぜかすごく安い。
ドイツのデザインでブルガリア製で3700円で買える。
自重が軽めなので不安定かとも思ったが、
古典的なシンプルさが良かったので。
珍しくアマゾンで注文した。
そしたら今日もう着いて送料無料だという。
なんか変な気分。
この前は自動車のタイヤの収納ケースを買ったがこれも、
日本製だが3600円ぐらいだった。
これはヨドバシで買ったが送料無料。
なんか安いのは嬉しいが、
誰かが絶対損させられてるようで気持ちが悪い。
翌日つかなくてもいいし、
送料無料でなくていいし、
せめて5000円ぐらい取ってくれてもいい。
どちらもそれなりにちゃんとした製品である。
それともすぐに壊れるのだろうか。
どうも最近の我が国はものの値段の体系が、
崩壊しているように思う
輸送に関わる部分のスピード合戦も異常な気がする。