松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

宗教のこと

昨日の講演は、
セシオン杉並という区の施設であったのですが、
自転車で行く途中に妙法寺の脇を通りました。
妙法寺はここらでは最も大きい日蓮宗のお寺です。
ふとポスターが目についたので、
自転車を降りてよく見てみました。
「こども食堂」と「寺子屋」のお知らせでした。
こども食堂は4月にもあったようです。
頻度はそんなでもないようですが、
200人分の食事を用意するという事で、
かなり規模は大きい。
寺子屋の方はまさにお寺でみんなでお勉強しようというやつで、
これは随分前から細々とやっていたような気もします。
地元のお寺がこういう事をするのは、
なんというかスタイルとしては伝統的で、
良い事だと思う
お寺は広いし今の季節涼しい。
大量の食事を用意する施設もあったりする。
ま、インドのシーク教寺院ほどではないが。
あそこは毎日何万食もの食事を提供している。
日蓮宗は戦争法案の時も反対の声明を出していたはず。
うちの実家も日蓮宗で、お上人さんは福島の事故の後、
死者を弔う旅に出ておられた。

奥田さんもプロテスタントの牧師さんだし、
ともしび会もそうですが、
やはり人間の日常の平安に寄与するのが、
宗教の本来のあり方だと思う。
私は信心深い人間ではないが、
こういう活動には協力したいと思う。
宗教も組織が大きくなれば腐敗も出てくるが、
本来は人々の不安や困難に寄り添うものであったはずである。
現在のローマカトリックのパパは、
非常に積極的に平和や人権問題にアプローチしている。
彼の映画ができたらしいので見たいと思っている。
それにつけても最悪なのは創価学会じゃないか?
あれはもう宗教とは言えない。