松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

静嘉堂文庫また

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今日はまた静嘉堂文庫まで、
香炉の展示を見に行ってきました。
すごく充実した内容で、素晴らしかったです。
平日にも関わらずかなり盛況でした。
今回は天目茶碗も展示されていたからかもしれませんが。

私は静嘉堂文庫に行きたいと思った、
きっかけが鶉の香炉だったわけで、
今回はついにその実物を見る事ができ、
実に嬉しかったです。
形も色も実に鶉らしく完璧に可愛いです。
香炉、香合の類は、焼き物や漆ものなど素材も様々、
形も意匠も色々で実に見ていて楽しいです。
香りの歴史は古く、
宗教的な儀式に最初は登場したもののようですが、
香道のように広がって、
様々な楽しみ方をするようになりました。
今でも若い人にはアロマという形で、
繋がっています。
どうせならこういう可愛いお道具でやるのがいいと思う。
鶉だけでなく、亀、鷺、蝸牛、鴨、狸、牛、
など動物ものもすごく多くて、
私好みです。