松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

山城議長のインタビューから

デイズと世界の両方に、
ひろじさんのインタビューが出ていいたのですが、
一見なんて事ない所でグッとくるものがあった。
辺野古のテント村、高江のゲート前という空間は、
権力のまさに反対側。自由で平等で、
暮らしや命を守ろうとする人たちが集まる場所。
そういう空間が大事だし、大好きです。
これほど守りたい場所は他にはない。」

私はどちらも行った事がないのですが、
初めてここを訪れる人は、マイクを渡され、
自己紹介するらしい。
警察に持って行かれた場合、
誰だかわからないと困るからだと言います。
ひろじさんが逮捕された時も、
これらの現場の他に那覇署などにも人々はいって、
外から激励し続けました。
最後まで開放されなかった、
東京からきた高橋組長に対しても、
ずっと手書きのプラカを掲げて、
スタンディングしている人達がいた。
私は本当にここは素晴らしい所だと思っていたので、
この文章を読んで急に涙が出ました。
沖縄の人のどんな厳しい中にあっても、
決してへこたれず暖かさを失わない、
逞しい優しさが凝縮している場所です。
ここでみんなは歌ったり踊ったりもしながら、
来る日も来る日もダンプを止めようと体を張って、
ごぼう抜きされ続けている。