松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

農業の話

私は農家に生まれなかったので、
基本的には農業のことは何も知らない。
庭で花を育てるぐらいの、いたってのんきな、
自然との付き合いである。
娘が去年から会社勤めの傍、自然栽培の農業を始めて、
まぁそれもごく小規模な話ではあるが、
私もついでにいろいろ学ぶことが多い。

最近になって偶然見つけた、
自然農法の農業をやっている人の、
ツイートを見るようになった。
この人はややスピリチャルがかっていると、
言えなくもないが(笑)現場の話は非常に面白い。
強烈な発酵マニアでもある。
細菌の他に菌類もなかなか重要であるのは、
菌根菌を使って植林している人の本で読んだことがあるし、
土と内臓にも少し出てきた。
例えば畑のそばにキノコが生えてくるとする。
この子実体が食用に適するかは別にして、
菌類は世界最大の生物と言われるだけあって、
地中にその何倍もの菌糸の広がりを持っている。
この菌糸が作った道が、水や細菌が植物の根と関わる時に、
役に立つらしい。
キノコは生やすに限るらしい。笑
土の中の細菌叢が優れていると、
本当に病害虫に強く、ジャガイモなんかも、
肌がツルツルのすべすべで、見たことがないほど美しい。
この人は人間の細菌叢が理想的であれば、
蚊に刺されることもないと言っている。
血も内容に違いが出てくるらしい。
あり得るとは思う。